更新 2024.11.2
フェルデンクライス神戸へ、ようこそ。
「スポーツ・音楽・ダンスで、もっとうまくなりたい」「腰痛・肩こりを何とかしたい」
―共通するのは、“楽に、効率良く、うまく体を使えること”
フェルデンクライスは
自分の人生をより良くしていく、
あなたのための、役立つ道具。
人生の質を上げる学びのレッスン。
フェルデンクライス神戸はそれを
一緒に学べる場です。詳細はこちら
※フェルデンクライスは「治療」「医療行為」ではなく、脳神経系と体の「学習」です。体の動きと感覚を通した学びで脳を変え、体の使い方や行動の質を向上させます。それは思考や感情にも影響をもたらし、人生の質を向上させます。
★フェルデンクライスが1分間で分かるリーフレットは こちら
脳と体を、賢く、気持ちよく整える 「フェルデンクライス・メソッド」―モーシェの方法
フェルデンクライス・メソッドは、ユダヤ人の天才的な物理学者モーシェ・フェルデンクライス博士が創り上げた方法です。
「脳は死ぬまで変われる、学べる」という性質(=脳の可塑性)を利用し、動きを通して脳神経系に働きかけ、体の使い方を改善して、個人の潜在能力を引き出すワークです。世界3大ボディ・ワークの1つともいわれます。
欧米・オセアニア・イスラエルを中心に、プロのダンサー・音楽家・俳優・スポーツ選手、リハビリの専門家らに、広く活用されています。
全米ベストセラー『脳はいかに治癒をもたらすか―神経可塑性研究の最前線』(ノーマン・ドイジ著)でも詳しく紹介され、世界的に反響を呼んでいます。
また、近年話題の『動きが脳を変える─活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント』(アナット・バニエル著)も、このフェルデンクライス・メソッドが元になっています。(アナット・バニエル自身もフェルデンクライス・メソッドの教師でした。アナット・バニエル・メソッドの「9つの本質」のうち、Enthusiasm<熱狂> 以外は、元々フェルデンクライス・メソッドでよく言われているものです。)
日本では、フェルデンクライス・メソッドを「西洋の整体」と呼んでいる人もいます。
ところが欧米では逆に、「日本的なメソッド」と思われています。それは、このメソッドが柔道と深いつながりがあるからです。
フェルデンクライスと柔道
フェルデンクライス博士は青年時代、パリで柔道の創始者・嘉納治五郎博士と運命的に出会いました。そして嘉納に見込まれ、全面的な支援を受けて柔道を始め、外国人初の黒帯保持者となり、フランスに最初の柔道クラブを設立するなどヨーロッパへの柔道普及に大きく貢献しました。
(詳細はこちら)
フェルデンクライス博士は自分のメソッドについて、「柔道から大きな影響を受けている」とインタビューで答えています。このメソッドの基本には、柔道の「最小の力で最大の効果」をもたらす考え方と、体の使い方があります。
フェルデンクライス・メソッドの1000を超えるレッスンのなかには、柔道に由来するものがいくつもあって、なかには「ジュードー・ロール」(柔道の受け身のこと)という名前のレッスンもあります。
また、欧米人には非常に難しい(日本人にとっては当たり前の)「正座」ができるようにするレッスンもあります。
腰痛・肩こり「対策」より、そうならない「体の使い方」を
腰痛や肩こり、膝痛などがあると、心も晴れませんね。そんな体の不快な症状は、長年の間違った体の使い方(=体に負担をかける動き方)が習慣や癖になってしまったからかもしれません。
頑張らないで、心地よく、ゆっくりと
フェルデンクライスの方法では、心地よい範囲のゆっくりした動きを通して、脳の神経システムに働きかけます。そして自分の体に注意を向けることで、いつもの自分の癖に気づき、より小さな力で楽に動けるやり方を見つけていきます。自分にとって本当に楽にできる範囲で動きを繰り返していると、楽な範囲はどんどん広がっていきます。
無理のない楽な動き方を選び、自分にとってより良い体の使い方を探していくうちに、結果として、腰痛や肩こりなどの不快な症状は軽減し、痛みなども消えていきます。
というのは、痛みは脳からの「この使い方は間違っているよ!」という警報だから。体に負担をかける動き方をしなくなれば、脳は「痛み」という警報を鳴らす必要がなくなるのです。
そして、体と心はひとつ。体が楽に動けるようになると、心も明るくなります。
赤ちゃんの成長過程もヒントに
小さく、ゆっくりと体を動かす― 「そんな簡単なことで、良くなるなんて!」と怪しむ方もいるかもしれません。
フェルデンクライスの方法は、赤ちゃんの成長過程にもヒントを得てつくられました。赤ちゃんは、時間をかけていろんな動きをすることで脳の神経システムに働きかけ、より無駄のない滑らかな動きを学習していきます。
信じる・信じない、分かる・分からないに関わりなく、私たち誰もが赤ちゃんのときにしてきた学習の方法なのです。
レッスン後の変化は
レッスンの後の変化は人それぞれです。「20年前に捻挫して以来、できなかった正座ができるようになった!」「足の痛いのが、楽になった」「楽に呼吸できる!」などなど・・・。 ※体験者の声はこちら
ただ、頑張りすぎている人や力が入り過ぎている人は、変化に気づきにくい傾向があります。
筋肉的な頑張りが多ければ多いほど、感じる力が逆に弱くなるからです(ウェバー-フェヒナーの法則)。
また、「小さな変化」は変化とみなさない(大きな変化でないと認められない)傾向もあります。
まず、ほんの小さな変化でも変化と認められるようになると、違いは大きくなってくることでしょう。
グループレッスンと個人レッスン
フェルデンクライスの方法には、2通りのレッスンがあります。
・ATM ・・・ グループレッスン(言葉による/見本を見せない)
・FI ・・・ 個人レッスン(やわらかいタッチの手技を交えた)
※詳細は「レッスン」のページをご覧ください。→ こちら