『脳はいかに治癒をもたらすか―神経可塑性研究の最前線』

 

やっと出た (2016.7.2


さっき、たまたま、待望の本が出版(それも一昨日に!)されていることを知り、ちょっと興奮気味です。

 

『脳はいかに治癒をもたらすか―神経可塑性研究の最前線

(ノーマン・ドイジ著、高橋洋 訳、紀伊國屋書店) 

  https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314011372

  

『脳は奇跡を起こす』著者の最新作で、ニューヨークタイムズのベストセラー。

やっと日本語版が出ました。

うち2章(第5・6章)にわたって、フェルデンクライスのことが書かれています。

 

昨年3月ごろに、オーストラリアのプラクティショナーから話を聞き、実際、500ページ以上ある原書も見せてもらいました。

アメリカ在住の先生に尋ねても、「たしかにベストセラーだ」とのことでした。

それで、日本語版の出版を今か今かと待っていました。

が、待っても待っても出ないので、昨年10月、著者側に問い合わせたら、「2016年中に出せればいいけど・・・」という返事。

てっきり12月くらいになるかと思っていたところに、まさか、一昨日に出版されていたとは!です。

 

ちなみに、今年5月に行ったサンフランシスコ空港内の本屋さんでも、入口正面の目立つ「ベストセラー」コーナーに、ちゃんとその本がありました。

 

紀伊國屋書店のホームページには、邦訳の章立てと見出しが載っています。

 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314011372

 

5章、6章でフェルデンクライスについて書かれているのは知っていましたが、今見ると、8章ではトマティス・メソッドについても詳しく書かれているようです。

 

トマティス・メソッドは10年以上前に、これもネットでたまたま存在を知り、しかも、運よく神戸にもリスニングセンターがあるのを知りました。

「耳の聴き取りを変えることで発声が変わる・・・」

それが、すごく不思議で、すぐにトレーニングを受けに行きました。

  ※メソッド詳細は、トマティス神戸⇒ http://www.tli-tomatiskobe.com/

 

トマティス神戸のスタッフの方たちは、どなたも皆、親切で誠実。そして熱心。

今でもつながりがあり、発声コース(CAV)の修了者向けに「朗読劇の会」を設けてくださっていて、私も月1回参加しています。

 

この本を読む楽しみが倍になりました!

前著も、とても面白い科学・医療読み物(世界中でミリオンセラー)でしたが、600ページ近い最新作も、きっとワクワクしながら読んでしまうと思う。

 

Amazonで買ってもいいけど、日本の本屋さんを支えるため(←大げさですが・・・)、明日、さっそく紀伊國屋書店へ買いに行こう。

 

  ↓

さっそく翌日、近所の紀伊國屋書店に買いに行きました。

500ページを超える大著ですが、読みやすい翻訳で、内容の面白さにぐいぐい引き込まれました。

未読の方は、ぜひお読みください。人間の可能性に、うれしくなります。