声のための体の使い方+α  2014

この講座は、2014年3月にスタートした

「休日午後の月イチ講座」の3つの講座のうちの1つです。

 

<会場> 

  神戸市の西区民センター3階の和室。

  西区民センター http://www.kobe-bunka.jp/nishi/

 

<受講料>

  2,500円 (15:10~16:40 ) 

 

<日程とテーマ>

  1回:39()  「支えの土台」  終了

  第2412() 「骨盤のパワー」 終了  

  第3回:518() 「頭、首の位置」 終了

  第4回:68()  「体の軸、背骨」 終了

   第5712日(土)「胸郭の柔軟性」 終了

      第6824()  「呼吸」 終了

   第7927日(土) 「肩甲骨と腕を自由に」 終了

   第81025日(土) 「伸筋と屈筋の調整」 終了

  第91122日(土) 「声帯とその周辺(喉頭・顎・舌) 終了

  第101223日(火祝 「体を動かしながら発声 その1 終了 

   第11:'15年 124日(土) 「目を柔らかく使う 終了

    第12214日(土) 「体を動かしながら発声 その2 終了

 

    ※テーマは予告なく変更する(前後する)場合があります。

 

 

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 この講座では、毎回1つのテーマで声と体の関連性を解説し、家でもできる簡単なフェルデンクライスの動きのレッスン(エクササイズ)をします。

 

  声と体の各部分とのつながりの解説は、ひょっとしたら、合唱を長年やっている人や声楽を専門的に学んでいる人にとっても、今まで聞いたこともない(常識を覆すような)内容かもしれません。でも、指導者や先生が教えてくれなかっただけで、それ自体は機能解剖学などの本を読めば載っていることです。

    

 知識として知ることも大切ですが、もっと大事なことは、自分の体験を通してそれを感じられるようになること。歌うこと・話すことも立派な運動ですから、運動感覚(身体意識)を磨き、より良い響きを得るために体をうまく使えるようになることが目標です。

 

運動感覚を磨くために、実際の体の動きを使うのが、フェルデンクライスの特長。でも、筋肉トレーニングやストレッチではありません。一般にはあまり知られていないことですが、機械的に筋肉で頑張れば頑張るほど、感覚は鈍くなるのです。

 

フェルデンクライスのレッスンのユニークなところは、適切に行なえば、声が改善するだけでなく、腰痛や肩こりなどの体の痛みや不調が改善すること。しかもスポーツやダンスのパフォーマンスも向上すること。逆説的ですが、本当は、声のため「だけ」の体の使い方というものはなく、体を痛めない動かし方も、スポーツやダンスの体の使い方も、「すべての良い動き方は共通」なのです。それは、「小さい力で最大限に効率よく、体を痛めず楽に動く」という発想で、今日本中でもてはやされている「筋肉をもっと鍛える」ということとは全く別の考えです。そこが面白いところです。

 

さらに、2014年の講座「声のための体の使い方+α」のプラスアルファでは、フェルデンクライス以外にも西田佳代が今まで学んできた、声に関する様々なメソッドやテクニークなどをご紹介します。

  

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